菅江トンネル(横山トンネル)について学ぶ4年生

 

 11月22日に予定していた菅江の山越えは、雨天のため12月1日に延期されました。12月1日は時雨模様のため、山越えを中止しました。

 そこで、4年生の子どもたちは、現地(横山トンネル付近)で、菅江の髙森慶司様から、「地域の発展に尽くした人」である髙森慶多郎氏の話を聞かせていただきました。

  明治18年(1885年)ごろ、髙森慶多郎氏は、山越えをしないで長浜に行けるよう「トンネル作り」を県に願い出た人で、長年地域の発展に力を尽くしました。はじめは、多くの費用や困難な作業が予想され地域の人から反対されたそうですが、説得を続け29年もの歳月を経てトンネル工事が始まりました。大正12年(1923年)5月に「横山隧道」(菅江トンネル)が完成し、その後、平成14年(2002年)に今の新横山トンネルが完成しました。

  この日、4年生は、横山隧道(横山トンネル)の米原側と長浜側の出入り口に立ち、髙森慶多郎氏の熱意と努力、諦めない心、地域のことを考え力を発揮されたことなどを学ぶことができました。そして、髙森慶多郎氏に感謝するとともに、横山トンネル、新横山トンネルが好きになりました。

 米原側 ↓         長浜側 ↓