山東小学校開校10周年事業 山東小学校の歴史と今

    今年度で山東小学校は開校10周年を迎えました。山東東小学校と山東西小学校が統合し、現在の山東小学校となりました。

 先日は、開校10周年を記念し、全児童で劇団芸優座による「一休さん」を観劇しました。そして、10月28日(水)には、大鹿にお住まいで、山東小学校の歴史についてよくご存じの、瀨戸川恒雄様をお招きし、山東東小学校、山東西小学校から山東小学校に至る歴史について、教えていただきました。新型コロナウイルス対策として、上学年と下学年に時間を分け、体育館で昔の写真を見ながら話を聞きました。自分たちが生まれる前の話がたくさん出てきたので、子どもたちは、タイムスリップしたかのように昔の話に聞き入っていました。

    また、この日は学習参観日だったため、児童昇降口には山東小学校の歴史にちなんだ掲示物や山室湿原のドローン映像などを展示しました。

    山東小学校区には山室湿原があり、山東小学校の宝物です。山室湿原のすばらしさは、「古代からのおくりもの」によく表現されています。「古代からのおくりもの」は、地域の人が作詞・作曲され、それ以来、長年にわたって、全校の朝の歌として歌い継がれ、児童になじみある歌です。今年度は、10周年記念として、学校運営協議会会長の箕浦捨夫様に毛筆で歌詞を書いていただきました。また、3年生の児童が山室湿原についてまとめたものを掲示し、全校に発信しました。さらには、山室湿原のDVDも制作し、動画で紹介しました。

    一方、山東小学校の歴史の一部分ではありますが、志賀谷の井関正和様よりご提供いただきました写真を活用させていただき、紹介しました。

    このことより、山東小学校の愛校心を高めるとともに、誇りをもち、次世代にバトンをつなぐことができるよう、今こそ、勉強に運動に一生懸命取り組みたいと考える機会となりました。